有酸素運動にはいろいろな形がありますよね。
ジムのランニングマシン、スイミング、サイクリング、などが代表的なところでしょうか。
そんな数ある有酸素運動の中でも私の場合は「朝散歩」が良いんじゃないかなと思っております。
もちろん、楽しく続けられるものが一番です。
有酸素運動をする方はだいたい「脂肪燃焼」を目的としている方が多いと思いますが、朝散歩は脂肪燃焼にもとてもグッドな上、それ以外にも良いことがあるため今回は「朝散歩」の健康効果について書いていきます。
朝散歩
脂肪燃焼以外に朝散歩がもたらす健康効果は以下の4つが考えられます。
- ミトコンドリアの活性化
- ビタミンDの生成
- セロトニンの生成
- 身体に良い刺激を与える
そもそも、ここでいう朝散歩の条件は
- 朝食前
- 外を歩く
この二つです。
朝食前と言っても、お水一杯飲んだり、筋肉をしっかり守りたい方はアミノ酸をとったり、コーヒーだったりはOKです。
それでは、一つずつ解説をしていきます。
ミトコンドリアの活性化
ミトコンドリアは、私たちの身体の細胞の中に存在しています。
私たちは細胞が集まりに集まってできていますので細胞が元気な状態でないと自分も元気にはなれません。
そして、細胞が元気にはたらく為にはエネルギーが必要なのですがそのエネルギーが「ATP」というものになります。
その細胞、ひいては私たちのエネルギーであるATPを作ってくれているのが「ミトコンドリア」さんなのです。もう、さん付けしてしまうくらいものすごい役割を担ってくれています。
なので、私たちが元気に過ごすためにはミトコンドリアが活発に働いているかというのがとても重要になってきます。(早速呼び捨て)
ミトコンの機能を高めるには二つの方法があります。
- ミトコン自体の質をあげる
- ミトコンそのものの数を増やす
そして、これを読んでくださっている方ができることとしては「食生活の改善」と「朝散歩」によってミトコンの機能を高めることができます。
特に、ミトコンの数を増やすためには「AMPK」という酵素を活性化させる必要があります。
夜寝てから朝起きて、すぐに散歩に行くということは身体のエネルギーは枯渇気味の状態で運動をするということになります。
AMPKというのはそういった状態の時にとても活性化するのでミトコンの機能改善のためには朝ごはん前というのがわかるかと思います。
ビタミンDの生成
ビタミンDはカルシウムの吸収の促進、骨の成長促進というのが一般的に知られている効果ですが、最近では免疫機能の正常化にも大きな役割を果たしていると言われています。
腸の粘膜のバリアーとなっている「タイトジャンクション」というものを治癒してくれる機能もあります。
腸内環境が悪化することでなる「リーキーガット症候群」もこのバリアであるタイトジャンクションが崩壊してしまうことでなると言われています。
ビタミンDはきのこ類や鮭などから豊富にとることができますが、「日光」を浴びることで体内で生成することも可能です。
そのため、朝散歩で日光を浴びることは「あ〜今ビタミンDが作られているんだ」ということになります。
しかし、日光の強さによってビタミンDを生成できる量は変わってくるので日差しが弱い冬は意識的に外に出ることと、食材、サプリメントを活用すると良いかと思います。
セロトニンの生成
セロトニンは、日光を浴びることで多く分泌するホルモンです。
セロトニンは気分の調整、消化機能の調整、体内時計を正すなど身体を健康に調整してくれるような役割を担っています。
そんなことから、「調整系伝達物質」とも言われております。
そして、朝日光を浴びてからセロトニンが分泌されるとその13~15時間後にセロトニンが代謝されて「メラトニン」をいうホルモンが分泌されます。
メラトニンは、質の高い睡眠を促すホルモンなのでしっかりと夜には分泌させることが大切です。
朝起きてから、お昼過ぎまで家でカーテンも開けずに過ごしてたら当然セロトニンが十分に分泌されず、その結果その日の夜にメラトニンも分泌できないため睡眠の質が落ちてしまいます。
また、セロトニンがメラトニンに代謝される過程で「マグネシウム」というミネラルが必要となってきます。
そのため、海藻類、魚、野菜、豆などを豊富に食べるようにすると睡眠の質が上がりやすいと言えるかと思われます。
まとめ
朝散歩は、ダイエットをしたい方にはもちろん、ちょっと最近メンタルが落ち込んでいる方などもオススメの生活習慣です。
朝散歩は「The 健康」というイメージがありますが、それは本当だったといえるかと思います。
朝散歩人口増加プロジェクトでもやりたいですね笑
すみません、ちなみに自分はこれを書いた3日前からはじた分際でございます笑