
超人をつくるアスリート飯読んでみようかな。どんな本なんやろな。
実際に買って読みましたので、軽くまとめます。
超人をつくるアスリート飯 著者
山田 豊文氏
薬を用いずに人が本来持つ治癒力を引き出して病状を改善する栄養療法に出会い、自らの病気体験を克服した経緯から、ライナス・ポーリング博士が提唱する分子整合医学の理論に感銘。ミネラル栄養学及び毛髪ミネラル分析を米国のドクターズ・データ社で学び、同社が認定する指導者としての資格を取得する。
1984年、予防医学のためのスクリーニング手法として、日本にいち早く毛髪ミネラル分析を採り入れる。日本マグネシウム学会や日本微量元素学会、国際微量元素学会、日本ビタミン学会、日本農芸化学会等の会員となり、ミネラルやビタミンなど微量栄養素に関しての研究を深める。
2018年には日本幼児脂質栄養学協会(JALNI)を始動、2019年に一般社団法人化。主に子どもの脂質改善を目的としたさまざまな活動を全国各地で展開している。
https://kyorin-yobou.net/academy/profile/

相撲の白鵬さん、野球の筒香選手、落合博満選手、ゴルフの横峯さくら選手など名だたるトップアスリートが実践していたそうだ。
超人をつくるアスリート飯ってどんな飯?
それはですね。
全身の細胞が喜ぶ
こんな飯です。

いやどんな飯や
そうですね、一言で言うのは難しいのですが、ポイントとなってくるのは
何をどう食べるか
ということですね。
出来るだけ体に害を与えるリスクが低い食材、調理法の食事をすることが結果的に全身の細胞が喜ぶ食事となってくるわけです。
私たちの体って細胞が何十億個もあるそうです。目安として体重一キロあたり1兆個といわれています。
つまり私たち人間のパフォーマンス=細胞のパフォーマンスといっても過言ではないのです。だからこそ細胞のコンディションをあげようということなのです。

そもそも細胞を喜ばせるってなんなん。
難しいですよね。本書を読んだ私の解釈としては
「身体中の炎症を引かせること、自分の一時的な満足感ではなくミトコンドリアや腸内フローラなどの自分の中に暮らす子たちの満足感を意識した食事をすること」ですかね。大まかに言うと。
例えば、自分の満足感だけ意識したら、ハンバーガーとコーラで満足しちゃいますよね。
でも細胞たちにとったら最悪です。
逆に野菜や果物、植物性の食品を豊富に意識した食事をすれば細胞たちは喜んでくれます。
自分も意外とそういった質の良い食事をするとジャンクを食べる時より満足します。
細胞が喜ぶ。って言うイメージが湧いてきましたか?
つまりは「食材の質を意識した食事をしよう。」ということです。
詳細は本書にわかりやすい実践方法付きで書かれています。
食習慣だけじゃない。生活習慣からのアプローチも
本書はもちろん食事のことがメインですが、細胞を喜ばせる「生活習慣」も教えてくれます。
本書によると、遺伝子は生活環境などでいくらでも変えれると言うことが書かれています。
自分の持つポテンシャルを最大限発揮するには細胞を喜ばせることで今は「off」になっている遺伝子を「on」にすることができるのです。
スポーツの才能がない、綺麗な体になれないと言うのは生活環境が悪いことが大きな要因の一つです。
細胞を喜ばせる生活環境にシフトチェンジすることで徐々に徐々にあなたのポテンシャルが引き出されて健康的で綺麗な体に近づいたり、まだ見ぬパフォーマンスの進化に繋がったりするでしょう。
キーワードは「自然」です。具体的な方法は本書にしっかり書かれています。
まとめ
私は本書を読んで、なんとなーく自分が持っていた健康観やダイエット観が言語化、具現化された気がしてものすごい読み進めやすかったです。
トップアスリートの食事=一般人にとっても健康に良いので本書は健康を求める全ての人にオススメしたいです。
タイトル的にダイエットをする人や健康を求める人が手に取るものではないですが、内容は論理的かつ実践的でアスリートのパフォーマンスアップから健康的なダイエット、ストレス除去などあらゆる面から身体をよくすることができるのでアスリートでなくてももし偶然この記事に出会ったらぜひご一読していただきたいです。
以上です!ありがとうございました!