
マルチビタミンミネラル(MVM)ってとった方が良いのかな?
この記事にたどり着いた方はこんなお悩みの方が多いかと勝手に思っております。
本記事では、ダイエットでマルチビタミンミネラルって本当に必要なの?
ってところから、じゃあとるとしたらどこがオススメなん?ってところまでマルチビタミンミネラルを常日頃摂取している私が解説します。
あくまで本記事ではマルチビタミンミネラルが必要なのかどうかというところの考察がメインのため、1つ1つの栄養素には特に言及しませんのでご了承ください。
それでは、早速いきましょ〜
本記事の参考文献は↓
ダイエットにおいてマルチビタミンミネラルは必要不可欠?
結論から言うと、必ずしも必要ってわけではないです。
必要ではないけど、サプリを活用するなら優先順位は高いと思います。とるべきかどうかは自分の判断次第です。

とった方が良いのかとらないほうが良いのかどっちかにせえ
って声が聞こえてきそうですが、本記事の情報や考えをあくまで「参考」にして、とるかとらないかを自分で最適な判断を下していただきたいと思っています。
ちなみに私は、自己判断のもとマルチビタミンミネラルを摂取しています。その理由なども後々解説していきます。
マルチビタミンミネラルについての考え方
サプリメントの目的って大きく分けて2つあります。
- すべての人にとって必要な基本的な栄養素の補給
- 特殊な機能性を持つ成分を摂取するもの
そんで、マルチビタミンミネラルは、人間にとって必要な五大栄養素の中の2つ(微量栄養素)なので上の目的でいうと「1」になります。プロテインなんかも「1」に該当するでしょう。
現代では「新型栄養失調」といって三大栄養素である炭水化物・脂質・タンパク質は十分満たされている割に微量栄養素であるビタミンとミネラルが不足しがちです。
ビタミンやミネラルは不足が深刻化しすぎちゃうと健康を損ないます。
でも、正直日本に住んでいて普通の食事をしていればビタミンやミネラルの不足のせいで健康を害するケースはほとんどないでしょう。
つまり、とらなくても全然生きていけるわけです。現にマルチビタミンミネラルをとっている人の方が今生きている人の中で少ないわけですから。

なーんだ、じゃあとらなくて良いじゃん
そうおもうかもしれませんが、それもまた早計かと。
これはあくまで、健康を損なわないよという話でしてこれを読んでくださる方々はダイエットの質を高めたい、健康増進を求めている方が多いかと思います。
そんな方にとったらMVMは人間の必須栄養素でもあるので活用できます。
ビタミンやミネラルにおいて最低限健康を損なわない量と健康を増進する量っていうのは違うからです。
ビタミンカスケード
マルチビタミンミネラルを飲むことで食べた物をエネルギーにしてくれたり(代謝)、他にも無数の健康維持のための働きをしてくれたりします。
微量栄養素は体内の健康維持をスムーズにしてくれることから「体内の潤滑油」とも言われます。
先ほど、最低限健康を損なわない量と健康を増進する量は違うよ、ということをお話ししましたが、もうほんとに不足する直前の量ギリギリなのと体内で微量栄養素が豊富に存在するのとではどちらが代謝などをスムーズに行われるか考えた時には後者であると思われます。
「ビタミンカスケード」という理論があります。三石巖氏という方が提唱したものです。
カスケード=段々滝のことです。
ビタミンCを例にします。ビタミンCは、抗酸化作用やコラーゲン合成、アルコールの分解など、様々なとこから引っ張りだこの栄養素です。
そんなビタミンCがもうほんの少ししかなかったらそれらの効果をすべて発揮することはできません。
人によってはコラーゲンの合成に行くだろうし、アルコールの分解に優先的に使われるかも。
それは体質次第と言われています。
そこでビタミンCをいつもより多めにとってみるとします。
滝の上からビタミンCをたっぷり流したと想像してください。
流したばかりのとこ(優先的に使われるとこ)はもちろんビタミンCが行き渡って、さらに一番下の方で待ってる普段なら行き渡らないとこまでビタミンCが行き渡ったことによってビタミンCが持ってる効果を最大限に受けることができましたとさ。
ということです。
三石氏は、ビタミンCの研究をして自身が患っていた白内障にビタミンCの不足が関係していると考え、ビタミンCの注射を続けました。
すると、失明は免れないと言われた白内障を自力で直してしまったのです。
つまり、摂取量を増やしてみることで自分が経験したことない効果が出てくるかもしれないということです。
このような考え方があることも頭に入れておくと良いかもしれません。
それでもまずは食材から
その前に一旦整理しましょう。
- MVMはなくても普通に生きていける
- でも、健康を損なわない量と健康増進する量は同じではない
- ↑の理由の1つとしてビタミンカスケードという理論がある
今の所は、こんな感じでまとめてあります。
だからと言ってまだ、微量栄養素はサプリからじゃぶじゃぶ摂らなきゃというわけでもございません。
何から取るか?ということも重要になってきます。
最優先は食材からです。ココにきて言うのもなんですが、まずは食材を整えることの方が重要です。
その理由は
- もちろん微量栄養素がとれる
- 野菜や果物なら食材特有のフィトケミカルの効果も得られる
- 食物繊維などの他の栄養も取れる
- お財布に優しい
- 食生活が豊かになる
こんな感じです。
フィトケミカルとは、植物性の食品に含まれるそれぞれの色や、香り、味の総称でまだ未確認のものもたくさんありますが抗酸化作用など様々な健康効果が認められています。
ベリー類によく含まれるポリフェノールだったり、お茶っぱに含まれるカテキンなどが挙げられます。
こういった面も植物性の食材をとるべき理由の1つですね。
サプリメントが自然の食材に勝てるのはせいぜい微量栄養素の「含有量」くらいです。
三大栄養素も含んでビタミンミネラルも豊富な食材達にはサプリが勝てるはずがないのです。
例えば
ジャンクフード+MVM vs バランスの整った食事
どっちが良い食生活、良いダイエットに繋がると思いますか?
このバトルをした結果とかはないのであくまで予想と思い込みですが、確実に後者が勝つかと。
前者のような新型栄養失調真っ只中のような食事をして「足りない栄養はサプリでゲット」という安易な考え方でMVMを取るならその代金を野菜や果物に回したほうが個人的には良いと思います。

いや、サプリは補助だから良いんだよその考えで
と言う声が聞こえてきそうです。それも一理ありますが、確実にもっと良い方法がありますよーていうことです。
どのようにしてMVMを活用するのか
では、もっと良い方法とはなんなのか。
「質を伴った上で量をとる」
このことが大切になってきます。
食材からもしっかりとりつつ、サプリメントも活用するというのが良いのかなあと思っています。
質の良いの食事とサプリメントで身体中の全ての代謝を滞りなく行う。
全ての代謝が完遂され、健康レベルが最高に高くなることを「パーフェクトコーディング」と言うそうです。
ここまでできればもう後悔はありませんね笑
難しいけど、どうせ健康に気を使うなら追求できるとこまでしたいです。
ここに関しては、実践してみて体調が良くなったり、疲労回復がすごい、身体の反応が良いってなれば成功だと思います。
実際自分はこれに近い食生活ができた日は総じて体調が抜群な気がします。それは質と量を伴っているからです。
私がMVMをとる理由は「微量栄養素の恩恵を最大限受けたいから」です。
量についてですが、ダイエットや健康に気を使っている方、またはアスリートなどは普段から運動しているため、総じてビタミンやミネラルの必要量が増えてきます。
人それぞれ個人差があるのでどのくらい必要なのかは一概には言えませんが、こちらを参考にしてみてください。
https://www.tanaka-cl.or.jp/aging-topics/topics-007/
オススメのマルチビタミンミネラル
はい、最後にオススメのMVMを教えます。当たり前ですが、サプリメントにも「質」を求めてください。
コスパ、信頼度、含有量などを加味して私がオススメするのは、Source Naturals社の「LIFE FORCE」というものです。
https://jp.iherb.com/pr/Source-Naturals-Life-Force-Multiple-No-Iron-120-Capsules/1253?rcode=AZH9887
ビタミンミネラルの含有量の多さも良いですし、α-リポ酸や、アスタキサンチン、CoQ10などの抗酸化物質も豊富に入っているところがgood!
さらに、ビタミンCも脂溶性なので体内で長くいる上に利用効率が高いです。
と、ここで注意点なのが上のリンクの商品はそうなのですが、「鉄分なし、カプセル型」をオススメします。
LIFE FORCEだけでも様々なラインナップがあるので注意してみてください。
摂取タイミングは食後。
まとめ
本記事で私が伝えたいことは、「質を伴った上での量だよ」ということです。
毎日お菓子やジャンクフード食べてて帳消しするためにサプリをとるならまず食材を整えようということ。
悪い食生活を変える前にサプリメントをとっても悪いものと良いものの綱引きにおいては確実に負けてしまうでしょう。
食材を整えてしっかり運動してしっかり寝てという生活に質の高いサプリをうまく活用すればダイエットや健康はさらに加速していくことでしょう。
以上です!ありがとうございました!