毎日のようにジムで筋力トレーニングをしてフィットネス界に片足を突っ込んでいる方はしばしばこのようなことを聞くことがあると思います。
「使えない筋肉」、「見せ筋」、「見た目だけのマッチョ」などなど。。。
いわゆる、使える筋肉なのか使えない筋肉なのか問題?的なものがあると思います。
この問題?なんですが、個人的には本当に物の見方によると思います。
例えばボディビルディング競技のあの凄まじい肉体はよく使えない筋肉の例えとして使われています。
しかし、ボディビルディングは競技のためのあの身体なので競技にとったら使える筋肉ということもいえると思います。
まあ、そんなこと言っていても物の見方の違いで使える筋肉と使えない筋肉を判断するとキリがないのでやめましょう笑
自分の主観ですが、ごく一般的な見方の使える筋肉と使えない筋肉の違いは「動きや動けそうな見た目」にあると思います。
なんとなくジムにいても根拠はないけどあの人動けそうやなあっていうのあると思います。
じゃあ、実際に動ける身体ってなんだろうか考えてみたときに重要な要素の一つとして「運動制御」があると思っています。
運動制御
運動制御はモーターコントロールとも言います。
運動制御とは一言に表すと「自分の身体をコントロールする能力」のことです。
そもそも自分の体をコントロール出来ない状態のままそれらを放置してガシガシ筋トレを行なったりするのは非常にリスクが高いです。
よく、車に例えられますが、運動制御の能力を放置したままガシガシ筋トレを行うのは自動車教習所の仮免ドライバーがF1のレーシングカーを運転するようなものです。
つまり、とても危険ということです。
かく言う私も運動制御を無視してガンガン筋トレを行なっていた身なのでその重要性を肌で感じております。
運動制御能力をきちんと高めてあげることで日常生活が楽になったり、筋トレにおいてもしっかりと対象筋に刺激を入れやすくなったりとメリットしかないのであらゆる方が上げていく能力だと思います。
ここで言う、「運動」とは歩く、走る、物を操作する、食べる、コミュニケーションをとる、働くなど、人が生きていくためのすべてのことを指しています。
「運動」するために必要な様々な機構をうまく調節する能力を高めていくことは健康に生活するための土台となるかもしれません。
人間は動いてなんぼなので。
まとめ
動ける体とは?って考えたときに「きちんと運動制御がなされているか」というのは一つの目安になると思います。
以上です。ありがとうございました。